サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違い【ぽらりす】

サービス付き高齢者向け住宅とは？

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）とは、居室の広さや設備、バリアフリーといったハード面の一定の条件を備えるとともに、介護の専門家による安否確認や生活相談サービスを提供することにより、高齢者が安心して暮らすことができる環境を整え、都道府県、政令市、中核市の登録を受けた住宅をいいます。

サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違い

一般的にサービス付き高齢者向け住宅は、居住の権利が保障された上でサービスは選択制で利用する賃貸住宅と言えます。
一方、介護型有料老人ホームは、住居もサービスも同一事業者によって包括的に提供される施設と捉えることができます。

・賃貸借契約：住まいと介護は別契約　・利用権契約：住まいと介護一体契約

	サービス付き高齢者向け住宅	介護型有料老人ホーム	ぽらりす (サービス付き高齢者向け住宅)
契約形態	賃貸借契約又は利用権方式	主に利用権方式	利用権方式
入居時の費用	敷金（低額）又は初期費用なし ※原則、退去時に返還されます。	入居一時金（高額） ※一般的に、入居時に2～3割が償却され、残額は前払い家賃として数年間で償却され、退去時の払戻金が逓減します。	敷金等、初期費用はありません
月額費用	家賃・共益費：約10〜30万円	月額利用料：約15〜30万円	月額：135,000円＜内訳＞家賃：　60,000円食費：　42,000円共益費：33,000円
その他費用	介護利用料（介護保険1割負担）医療費、おむつ代、個人生活費等実費 ※食費、電気代・水道代、洗濯費用など別途発生の所もあり	介護利用料（介護保険1割負担）医療費、おむつ代、個人生活費等実費 ※食費、電気代・水道代など別途発生の所もあり	介護利用料（介護保険1割負担）医療費、おむつ代、個人生活費等実費
利用対象者	①単身高齢者世帯 ②高齢者+同居者（配偶者/60歳以上の親族/要介護・要支援認定を受けている親族/特別な理由により同居させる必要があると知事が認める者） ※高齢者…60歳以上の者、又は要介護・要支援認定を受けている者	60歳以上の自立高齢者と65歳以上の要介護認定者	①単身高齢者世帯 ②高齢者+同居者（配偶者/60歳以上の親族/要介護・要支援認定を受けている親族/特別な理由により同居させる必要があると知事が認める者） ※高齢者…60歳以上かつ要介護・要支援認定を受けている者
生活感覚	生活自由度：高プライバシー重視	生活自由度：低共同住宅感覚	生活自由度：高プライバシーを重視しつつ、家庭的な雰囲気の中、お過ごしいただけます。
介護保険サービス	有外部の居宅サービス利用	有（定額制）	有ヘルパーステーションぽらりす（住宅内併設）又は外部訪問介護事業所の利用も可能です
食事サービス	個別契約（利用権契約は有）	有	有（食費込契約）

※各施設・住宅により契約内容、条件が設定されていますので詳しい内容は各事業所にご確認ください

サービス付き高齢者向け住宅(外部介護サービス利用)における介護保険報酬と自己負担額

利用限度額・自己負担限度額

１ヵ月あたりの利用限度額と自己負担限度額の目安です。

	要支援1	要支援2	要介護1	要介護2	要介護3	要介護4	要介護5
介護保険報酬	49,700	100,400	165,800	194,800	267,500	306,000	358,300
自己負担限度額	4,970	10,400	16,580	19,480	26,750	30,600	35,830

※上記金額は各区分で最大に利用出来る金額となります。

※限度額を超えるご利用金額は実費負担となります。

※医療費、おむつ代等は実費負担となります。

1回あたりのサービス利用料金目安

サービス利用料金は介護保険法令に定める介護給付費に準拠した金額となります。
料金は目安ですので、詳しくはお問い合わせください。

午前8時～午後6時ご利用時

サービス体制		基本料金	保険適用時 1割負担額
身体介護	20分以上～30分未満	255単位／回	255円／回
	30分以上～1時間未満	404単位／回	404円／回
	1時間以上～1時間30分未満	587単位／回	587円／回
	以降	30分増すごとに 83単位追加	30分増すごとに 83円追加
生活援助	20分以上～45分未満	191単位／回	191円／回
生活援助	45分以上	236単位／回	236円／回